先日、西大畑町にあります旧齋藤家別邸を指定管理をされてます横木剛様より
すばらしい画像をいただきましたので、ご覧くださいませ。
【初代 萬代橋(よろずよはし)】 明治19年(1886)11月3日竣工(128年前)
当時、信濃川の川幅は700メートル余の広さであったそうです。
橋の長さ:781,8メートル。橋幅:7,28メートル。高さ:7,92メートル。
橋の渡り賃は一人1銭五厘で、一日の利用者は300~400人位で収入は2円ほどで、
有料橋の評価は芳しくなかったそうです。渡し船が有り利用者は多かったそうです。
橋の名前は初め「ヨロヅヨバシ」と呼ばれていたそうですが、「バンダイバシ」と呼ぶ人がいつしか多くなり、
それがのちに橋の公称となったと言われていますが、はっきりと変わったのはこの公的な橋になった時からと
考えられています。
初代萬代橋は明治41年(1908)3月8日午後6時10分、古町8番町芸者置屋若狭屋から発生した大火によって
数か所が焼け落ちて渡ることができなくなりました。通称、芸者屋火事と言われたそうです。
仮橋は焼け残った橋杭を利用して吊り橋として建設。
【二代 萬代橋(ばんだいはし)】 明治42年(1909)12月22日完成(105年前)
橋板が傷んで車が通るたびに"バタンバタン"と音を立てるので、
世間では万代橋でなく"バッタン橋"と言われてたそうです。
【三代 萬代橋(ばんだいはし)】 昭和4年(1929)8月23日完成(85年前)
総工費:240万円(現在800億円相当)
信濃川の川幅が狭くなり、橋の長さは初代の3分の1程になったそうです。
現在、橋の長さ:306,9メートル。橋幅:21,9メートル。
「資料提供:新潟ハイカラ文庫」
今現在の万代橋です。(4月15日)