私は今回 7/26から2泊3日で新潟県神社庁新潟支部(総勢60名)として
神宮式年遷宮お白石持行事に参加させていただきました。
二十年に一度、宮処(御敷地)を改め、古例のままに御社殿や神宝をはじめ、
一切を一新して大御神の新殿へのお遷り(遷御)を仰ぐ式年遷宮。
完成した新しい御正殿の御敷地に「御白石」を奉納する。
全国で45,000人の奉献団が参加する。
1300年という、世界でも例を見ないかけがえのない歴史と伝統を有する行事であります。
※爆走族の集会ではございません。
お納めする白石は、川の石ではないといけないそうで
紀伊山系の大台ヶ原を源とする宮川流域と、四国の吉野川流域から集められるそうです。
その数、30万個にも及ぶそうです。
なぜ20年に一度、500億円以上も経費を掛け、伝統を継承しなければいけないのか。それは、
「神宮の社殿は桧の素木造りで屋根が茅葺きであるため、
常に清々しい姿を保つには、20年を限度として建て替える必要がある」
「宮大工、伝統技術を次代に伝承するには20年が適当である」
「昔は、20年を満数といって、20年経てば全てが初めに戻るという考え方があった」
「古代日本の経済を支えた稲(乾かした飯)の貯蔵年限が20年であったから」
などと、さまざまな理由があるといわれている。
なにがどうあれ私は、大賛成であるから参加したのである。
「日本万歳!」
社長 小林玄太